RaspberryPi3にOSをインストールした直後に、設定したことをまとめてご紹介しようと思います。
RaspberryPi3のOS(Raspbian)をインストールした人の手助けになればと思います
RaspberryPi3を使う場合、セキュリティ上、必須の作業になると思います。RaspberryPi3を使い始める前に必ず行ってください。
Contents
ユーザ(pi)のパスワードを変更する
まずは、piユーザのパスワードの変更を行います。初期値は「raspberry」です。piユーザはroot権限を持ったユーザです。
そのpiユーザのパスワードが初期値のままだと、ハッカーさんに狙われやすくなってしまいます。
必ずパスワードは変更しましょう。出来れば、英数字、記号を混ぜた複雑なパスワードに変更しましょう。
初期値 | 変更後 | |
---|---|---|
ユーザ名 | pi | pi |
パスワード | raspberry | 任意のパスワード |
ラズベリーパイの設定を開く
左上にある「スタートメニュー(ラズパイのマーク)」から「設定」−「Raspberry pi の設定」を選択します。
初期値パスワードを変更する
開いたウィンドウから、「パスワードを変更」を選択します。
開いたダイアログの「Current password」に「raspberry」と入力して、「新しいパスワードの入力」、「新しいパスワードの再入力」に任意のパスワードを入力します。
ライブラリを更新する
RaspberryPi3で使用されているライブラリを最新に更新します。
この作業は、WindowsUpdateと同じでやっておかないとセキュリティ上問題が発生することがあり、ハッカーさんに狙われる可能性が高くなるので、必ず実施してください。
また、この作業は、インストール直後だけではなく、なるだけ頻繁に実施することをお勧めします。理由は、常に最新のライブラリに更新しておくのが、セキュリティ上安全だからです。
更新には、「LXTerminal」上でコマンドを実行します。
LXTerminalを起動する
画面左上のアイコンをクリックして、「LXTerminal」を起動します。
ライブラリリストをUpdateする
「LXTerminal」上で下記のコマンドを実行します(ライブラリのリストを最新に更新します)。
sudo apt-get update
ライブラリをUpgradeする
上記のコマンドが完了したら、「LXTerminal」上で下記のコマンドを実行します。(古いライブラリを新しいライブラリに更新します)。
sudo apt-get upgrade
まとめ
まずは、初期設定からパスワードを変更する方法とライブラリを更新する方法をご紹介しました。この記事は少しづつ追加していこうと思います。